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 IFRSでは修繕引当金が計上できないことによる影響

IFRSでは修繕引当金が計上できないことによる影響

作成日:平成24年3月6日

 日本基準では期間損益計算の適正化の観点から費用計上を行う結果、その相手勘定として修繕引当金が負債計上されるという実務が行われてきました。

 しかし、IFRSでは、現在の債務でないと負債を計上できないので、債務性のない引当金である修繕引当金は計上できないことになります。

 IFRSでは修繕引当金が計上できないことによって、日本基準とIFRSでは資本的支出の金額にも差異が生じるケースがあります。

 修繕費のうち、固定資産の使用可能期間を延長させたり、価値を増大させたりする部分は、資本的支出として資産計上されます。
 しかし、日本基準では修繕引当金を計上している固定資産に係る修繕費の発生時には、修繕引当金を充当して処理してきました。

 IFRSでは修繕引当金を計上していないため、修繕費が発生した時点で、資本的支出に該当する部分は資産計上されることになります。
 修繕引当金を計上できないことにより、資本的支出の金額に影響を及ぼし、固定資産の簿価や減価償却費にも影響を与えることに注意が必要です。


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