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 デット・エクイティ・スワップ(DES)による会社再建 

デット・エクイティ・スワップ(DES)による会社再建

作成日:平成25年1月3日

 デット・エクイティ・スワップ(DES)とは、債務を資本(株式)に転換することです。
   デット=debt=債務
   エクイティ=equity=資本
   スワップ=swap=交換

 DESというと難しそうな響きがありますが、大企業から中小企業まで幅広く、会社再建手段、債務超過解消手段として使える手法です。
 具体的には、金融機関が会社に貸し付けていた貸付金(金銭債権)を、会社に現物出資します。
 これにより会社は、金融機関に対する債務であった借入金が、資本に転換します。
 資本であれば負債と異なり、期限による返済の必要がありません。
 会社法では、株式会社に対する金銭債権のうち弁済期が到来しているものをその債権額以下で出資する場合には、検査役の調査を不要としており、手続上DESを実施しやすくしています。
 但し、DESを行う場合、税務上の取扱いについて別途検討が必要です。

 また、DESには新株を発行して払い込まれた資金で債務を弁済する方式もあります。

 DESは、会社の有利子負債が削減されて、債務弁済負担や利払い負担がなくなるため、会社再建がやりやすくなるというメリットがあります。
 また、金融機関等の債権者にとっても、単純な債権放棄をするよりも、会社再建により株式の価値が上昇することで損失を回復できる機会を得られる可能性があり、メリットがあります。


DESによる貸借対照表の改善イメージ

資産 10,000   負債  12,000
         純資産 △2,000

  ↓ 負債に含まれる借入金10,000千円をDESにより資本に転換

資産 10,000   負債  2,000
         純資産 8,000


DESの会計処理と税務上の取扱い

 DESに係る会計処理と税務上の取扱いは、近年改正を重ねてきています。
 このため、実行時点の制度に各事例をあてはめて検討する必要があります。


※注意※
 作成日現在の法令等に基づいて作成しております。
 各制度の趣旨を分かりやすく解説することを目的に作成しておりますので、細かい論点や改正点を全て網羅しているわけではありません。
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