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 譲渡所得(土地・建物を売った場合)

土地や建物を売った時の譲渡所得

作成日:平成24年12月5日(平成24年分所得税)

 譲渡所得とは資産の譲渡による所得です。
 譲渡所得には複数の種類がありますが、ここでは土地(借地権を含む)や建物を売った時の譲渡所得をとりあげます。


分離課税

 土地や建物を売った時の譲渡所得は分離課税となるため、給与所得等の他の所得とは区分して計算し、確定申告をすることになります。
 よって土地や建物を売った時に損失が出て譲渡所得がマイナスとなった場合でも、給与所得や事業所得等との損益通算ができません。
 但し、マイホーム(売却年の1月1日で所有期間が5年超)を売った場合の譲渡損失であれば、他の所得と損益通算をしたり繰越控除をしたりできる特例があります。


計算方法

譲渡所得の金額=譲渡価額−(取得費+譲渡費用)−特別控除額

 取得費=購入代金−建物の減価償却費相当額−取得時の仲介手数料等
 なお、実際の取得費の金額が譲渡価額の5%未満の場合は、譲渡価額の5%相当額を取得費として計算することができます。

 譲渡費用=仲介手数料+測量費等の売却に直接要した費用+立退料+取壊費用等

 特別控除額
  収用等の場合⇒最高5000万円
  マイホームを売った時⇒最高3000万円


税率

 土地や建物の売却年の1月1日現在で、所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得、所有期間が5年以内の場合は短期譲渡所得に区分されます。

長期譲渡所得の場合⇒所得税15%住民税5%
短期譲渡所得の場合⇒所得税30%住民税9%


 なおマイホーム(売却年の1月1日現在で10年超所有)を売ったケースでは以下の軽減税率が適用されます。

6000万円以下の部分⇒所得税10%住民税4%
6000万円超の部分⇒所得税15%住民税5%


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