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 納付税額計算の基本

消費税の納付税額計算の基本

作成日:平成24年3月4日

 消費税の納付税額の計算式を最も単純化すると
   『納付税額=預かった消費税−支払った消費税』
 です。

 「預かった消費税」は売上等の際に消費者から預かった消費税です。
 その売上等が消費税の課税対象になるのかどうかは、判定しておく必要があります。

 「支払った消費税」を「預かった消費税」から差し引くことを「仕入税額控除」といいます。
 「支払った消費税」は、課税仕入をした際に支払った消費税ですが、課税売上に係る部分のみが「仕入税額控除」の対象になります。
 非課税売上には「預かった消費税」が存在しないため、「支払った消費税」を控除できないのです。

 以上が消費税の計算の基本です。

 なお、「仕入税額控除」を認めることにより、中間に入る事業者を通して2重3重に消費税が課税されることを防いでいます。

 商品をAが生産し、Bに1,050円(うち消費税50円)で売却したとします。

Aの消費税の計算は、
(預り)50
(支払)0
(納付)50

 Bは1,050円(消費税50円)で仕入れた商品をCに1,260円(消費税60円)で売却します。

Bの消費税の計算は、
(預り)60
(支払)50
(納付)10

 Cは1,260円(消費税60円)で仕入れた商品を消費者Dに1,575円(消費税75円)で売却します。

Cの消費税の計算は、
(預り)75
(支払)60
(納付)15

 AとBとCが納付した消費税を合計すると、50+10+15=75円となり、消費者Dが支払った消費税と一致します。
 結果、消費者Dだけが最終的に消費税を負担することになります。
 これを「多段階累積控除」と呼びます。


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