消費税増税時期は、2019年10月1日からの予定ですが、今までにも2回延期されています。消費税増税時期が法律で決まっていても、延期の法律を作ることで、増税時期を先送りすることができたからです。
2018年10月頃から、リーマンショックのようなことがない限り、2019年10月1日に消費税増税を実施する旨の発言が、安倍首相をはじめとする政権与党の発言として伝わってきていました。その頃の世界経済は順調に見えたものの、この年末はアメリカの政府機関が閉鎖され、世界経済の減速懸念から日経平均は1010円の下落となっています。リーマンショック級の事態が発展する可能性も考えられます。
しかし、現場では消費税増税に向けて準備を進めなければいけません。今回はいよいよ増税を実施し、一方で消費税増税による景気の悪化を防ぐために、経済対策を実施するというストーリーに基づいて準備をしてゆくよりないように思います。