決算書の読み方を知るには、何よりイメージが大切です。
決算書のイメージ図
まず、決算書は、貸借対照表と損益計算書により構成されています。
貸借対照表のイメージ図は、次のようになっています。
損益計算書のイメージ図は、次のようになっています。
損益計算書の利益は、貸借対照表の純資産に合算されていきます。
この配置は、世界共通です。
簿記は英語で、「Book-keeping」と呼ばれています。
まずは、イメージ図を頭に描きましょう。
そして、イメージ図とともに、決算書を見てみれば、新たな気づきがあるはずです。
複式簿記の仕訳
決算書の読み方をマスターするためには、何よりも複式簿記の勉強が大切です。
複式簿記は、決算書を作るための仕訳の方法です。
このため、複式簿記が理解できれば、決算書の繋がりもわかってきます。
複式簿記では、会社の取引を下記のルールで仕訳していきます。
この仕訳を行い、確認するのが、経理の仕事です。
そのためには、どれほどAIが進化しても、人間の複式簿記の知識が必須になります。
そして、決算書の読み方を、社長が身につければ、会社経営はより良くなるでしょう。