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年金と給与の確定申告義務

現代では、年金をもらえる年齢になっても、仕事をしている方が多いですね。
このため、年金と給与の確定申告義務があるかどうか、心配になる方も多いでしょう。

しかし、1月~3月は、ただでさえ寒いのに、税務署には行きたくないものです。

年金と給与の確定申告義務は、次のフローチャートで判定をすることができます。

ここで、公的年金等以外の所得金額(赤枠)の判定には注意が必要です。
所得金額という場合には、収入金額から給与所得控除を差し引くことができるからです。
No.1410 給与所得控除

給与所得の計算は、下記のように行います。

給与収入金額(額面)-給与所得控除=給与所得

例えば、給与収入が750,000円の方は、給与所得控除550,000円を差し引いて、給与所得は200,000円となります。

すなわち、給与収入が750,000円以下の場合は、確定申告不要です。

税務署への確定申告が不要であっても、市役所への申告が必要な場合があります。

税務署は、税収をあげるための効率性を重視した組織です。
納める税金が少額なら、確定申告不要を推奨しているので、何の追及もしてきません。

市役所は、税収をあげるための効率性について、何も考えていない組織です。
このため、とりあえず無差別に申告書用紙を送ってきます。
但し、送られてきた申告書用紙を無視したとしても、そのことを追及する能力はありません。

2箇所給与の確定申告義務

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