中小企業では、会社の経費を個人で立替払いすることも多いですね。
そのような場合、本来であれば、会社の経理が、会社通帳から預金を引き出して、精算する必要があります。
若しくは、月に1回、まとめた金額を、給与と一緒に支給すれば良いです。
このようにその都度、立替金を精算することが望ましいです。
しかし、忙しい社長さんは、なかなか領収書の取りまとめができません。
まとめて、領収書を経理に提出なんてことも多いでしょう。
そのような場合、社長さんが立替した会社経費は、次のような仕訳で経理されます。
(借方)交際費 ××円 (貸方)短期借入金 ××円
この短期借入金は、どんどん累積していきます。
会社の決算書で短期借入金が膨大に計上されていたら・・・
立替金の精算が行われていないままになっているということです。