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絵画の減価償却

絵画は減価償却をしない非減価償却資産だと聞いたことはないでしょうか。

確かに、100万円以上するような、芸術的な価値がある絵画は、減価償却を行いません。
時の経過によりその価値が減少しないと考えられるためです。

しかし、100万円未満の絵画については、減価償却をすることができます。
通常、100万円未満の絵画は、時の経過により価値が減少すると考えられるためです。
美術品等についての減価償却資産の判定に関するFAQ

そして、絵画の減価償却方法は、定額法又は200%定率法で償却することになります。
耐用年数は、8年を採用すれば良いでしょう。

なお、絵画には、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例を適用することができます。
このため、30万円未満の絵画は、購入年度に全額損金算入してしまって問題ありません。
No.5408 中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例

少額資産の金額判定と消費税

内部造作の減価償却

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